ツール・ド・フランス2025 第18ステージ

慌ただしい。日々のレースが全て慌ただしくて、解説がのんびりと話していられる日がほとんど見当たらない。総合争いがある場合、クイーンステージに、必ずしも最も強い選手が勝たないから面白い。それが「この日一番強かった選手」ということなのだろう。

VISMAの作戦は、途中までは非常にスムーズだった。最後16kmほどで何故攻撃を仕掛けなかったのかは不明だが、結局のところは最後はタディとヨナスの個人の闘いなのだ。前待ちするにしても、ヨナスがタディを振り切らなければ意味を為さない。どちらが勝つにせよ、この二人が他の選手たちと比べて、飛び抜けて異次元であることは変わらない。

ポディウムとホワイトジャージを争うオンレーとリポヴィッツ。20秒の差はあってないようなものなので、第19ステージの見どころのひとつ。

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