ツール・ド・フランス 2025 第12ステージ
逃げが50人超という珍しい展開で因縁のオタカム山岳ステージは幕を開けた。どっちがプロトンだか分からない大船。中盤から後半にかけての登りで、前も後ろも加速し、どちらもメンバーはかなり絞られ、小さくなっていた。先頭は、フランス人アルミライユが抜け出し、プロトンと2分差でオタカムに入った。
VISMAはオタカムの登り口でアシストを誰も残せなかった。チームとしては今日はUAEに軍配が上がった。アルメイダの穴をナルバエスが埋めている。Nice Job。ただチームとは関係なく、タディ単独でも勝てそうだけど。ポギがアタックすると、何もかも終わってしまう。アルミライユは敢闘賞。
ヴィンゲゴーは、ポガチャルと2分の差をつけられたが、それでも尚ポガチャルと対等に戦う権利を持っているのはヴィンゲゴーだけに見える。全選手の中でただひとり。彼の肩に全てがかかりすぎている気もする。観客としては、もう一人欲しいと思ってしまう。次点を争うのは誰だろう。レムコ?リポヴィッツ?デルトロだとしたら、UAE同士だけど。
明日は、登りTT。絞ってこのステージに挑んできたガンナがいないのは残念だが、レムコの走りには注目。
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